そば切りの種類
二八そば「中(並)打ち」
そば粉八、小麦粉二の割合のそば切り。
つなぎ(小麦粉など)を入れることにより、いわゆる喉越しの良いそばになる。
二八そばはそば粉とつなぎのバランスが、最も良い割合とされている。
十割りそば「細打ち」
そば粉100%のそば切り。つなぎを入れない為、つながりにくく高度な技術が必要。
そば粉だけで打ってあるので香り・甘味が強く少量のつけ汁で食べたいそばである。
※小麦粉入りのそばと同じ作業台・釜で調理しております。
田舎そば「太打ち」
そば殻のまま製粉(挽きぐるみ)するから黒っぽい色をした素朴なそば切り。
甘皮を多く含み甘味、香りが強い。よく噛んで味わう太打ちのそば。
秘境そば「中(並)打ち」
日本三大秘境のひとつ粗谷。その地に伝わる在来種のそば切り。
収穫の少ない在来種の珍種。独特の芳香な香りと甘味。
伊吹そば「中太打ち」
日本蕎麦のルーツ。弘法大師が中国雲南省から持ち込んだという説がある。
滋賀県米原市伊吹地域で生産された在来種「伊吹在来種」。まろやかな香りと甘味が魅力のそば。
幻のそば「中太打ち」
全国を探しても滅多に出会う事がない幻の椎葉在来種のそば切り。
味にしまりがあり、甘味とまろやかな香りが魅力。